必要なものは自分たちで…


「必要ものは自分たちで育む」
そんな思いから群馬県片品村花咲に作られた小さな村、エコロヴィレッジを訪れました。
エコロヴィレッジは、フロムネイチャー主宰・ガーデンデザイナー、フォトグラファー、大工、百姓…など様々な肩書きをもつ神田隆さんが何年も何年も時間をかけて作り上げた小村落。

現在の状態になる前は、築200年の茅葺屋根の古民家。
倒壊寸前で柱も傾き、床も土砂で埋まっていて、3万坪の土地は荒れ放題。
当時の写真を拝見しましたが、これをよくここまでにしようと考えたな!と。
途方もない時間と労力が掛かっていることは、素人にも容易に想像できる…。
そこから野菜や花を育て、動物たちの世話まで。

「山ではイノシシや鹿が出て、畑のもの食べたりしないんですか?」という問いかけに、
「出ますよ。イノシシや鹿も熊も蛇もでる。でも、荒らさないでって言ってるから。」
とその一言に思わず笑ってしまいましたが、その後すぐに
「人間が入らないエリア(里山)も作ってあって、そこには野生の動物たちが好んで食べるものを植えている。」
とおっしゃっていたのが印象的でした。
里山知識が浅い私は、”共生”ってそうか、そういうことなんだと。
育てたものが「食べられちゃう」って感覚ではないんだ。
それはあくまで人間側の主張であって。
冒頭の一文は、”共に生きて行く”ことを考えた上での自給自足。
人間同士の世界でも、似たようなことあるなぁなんて思ったり笑。
この村で色々教わることがありました。

ガーデン内を積極的に案内してくれるのは、自分は人間だと思っていたけど、どうやら最近「もしかしたら違うかも」と思い始めた、ガチョウのフィフィ。


ガチョウは横目で物を見てるって知ってました?
私は知らなかった。
片方の目で物を認識するそうで、見上げる時は首を横に傾げてるんです。
フィフィがガーデンの池に浮かびながらこの仕草をしていました。(写真下)
人間でいうところの、露天風呂に浸かった時に「アァ〜いい湯だな〜」と空を見上げる心境なのかな?とフィフィの心情を勝手に想像してました(笑)

そんなフィフィに夢中になってホイホイついていったら、側溝に落ちて泥まみれ(笑)
汚れた靴や服を洗って乾かす間、湧き水が吹き出す庭でいつの間にか爆睡………。
いや、もう本当、大量のマイナスイオンを前に抵抗できませんでした…。

そして、エコロヴィレッジで料理番をしているcookingooseさんの料理たち。
この村でとれた野菜、動物たちの生みたて卵やミルクを使った料理を提供してくださいます。
サク、ふわスコーンの美味しさに衝撃と感動。これまでのスコーン概念が覆されました。

インテリア類は日本になさそうな家具が多いなぁなんて思って聞いてみたら、神田さんが海外で買い付けたものばかり。
コンテナ規模で買い込んでくるそうです。
そんなことまでするんですね…。す、すごい。

随所に生けられた花たちのセンスがやはりプロです…。

帰りに一緒に車に乗り込もうとして、どこまでもついてくるのが可愛いかった子やぎのターシャ。
神田さんは絵本作家ターシャ・テューダーの庭の設計も手掛けたそうですよ。
メルヘンやぎ!

最後に。
お土産に頂いたどんぐりマドレーヌと村の葉っぱ。
フィフィとウォーターガーデンのスケッチをしました^^
なかなかゆっくりする時間がとれないので、とても贅沢な時間を頂きました。
神田さん、gooseさんありがとうございました!

※ちなみに季刊雑誌ベストフラワーアレンジメント2018年春号にエコロヴィレッジの特集が24pに渡って組まれてます。
ゆっくり読みたいなと思って、思わず私も購入^^

《エコロヴィレッジ詳細》

ホームページ→http://www.from-nature.com/ECOLO/ecolohome.htm
フェイスブック→https://www.facebook.com/ecolovillage/
インスタグラム→@ecolovillage
料理番・cookingooseさんのインスタグラム→@cookingoose